参加申込書 †
参加者情報を記載する「エントリーシート」と機体情報を記載する「基本設計書」から構成される。
基本設計書の内容を審査対象とした「企画賞」もある。
エントリーシート †
参加者の情報書き込むだけ。
NGになるのは次のような場合。
- 必要人数(2〜4人)分の情報が記入されていない。
- 他のエントリーシートと同じ人物を登録している
- 明らかに実在しない人物の名前(漫画・小説等の登場人物名)を登録している
特に他のチームとメンバーが重複している場合は両チームともアウトになる可能性があるので注意。
基本設計書 †
機体の構想図。競技規則第3章参照。
手描きでも3D CADでも良いが、必要な項目が書かれていないと良くて注意、悪くて再提出、最悪は却下。
GIFアニメや動画の類も不可。
必要な要素ごとに説明した方が分かりやすいこともある。
以下、タテツキタロウ19の場合を例に紹介。
- ロボットの全体イメージが分かる図
一部の機構だけでなく、組みあがった全体が見える図。
上面図、側面図等を使い、どこに何が配置されているかも描く。
スタート時だけ特殊な姿勢(倒立させる等)をとることでサイズ制限に収まる場合は、そのときの姿勢も描いておく。
モータや受信機等、メーカーなどが規定されている場合はそのことも書く。
(単に「モータ」ではなく「脚用の380モータ」と書くなど)
- 脚構造とその動作が容易に理解できる図。
脚機構の駆動リンクがどこで脚先がどう動くかを描く。
一枚の画像上に駆動リンクと脚先の軌跡を矢印等で記載するとか、連続写真の要領で描くと良い。
- 腕構造とその動作が容易に理解できること。
また、その図で地面から20センチメートルの高さを通過する機構であることが分かること。
- ロボットのスペック。
あと複数年参加するとやりがちなのが
等、他の資料の参照を必要とする内容。
一般的な内容・用語の類を除けば、その資料単品で完結している必要がある。
余談 †
- 大会の参加者一覧はエントリーシートの申込順で決定される。
選手宣誓は抽選会でA1を引いたチームが担当。
- 毎年提出期限ギリギリに駆け込みで書類を出すチームが多く、運営が結構苦労している。