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作製機体
かわさきロボット競技大会参加機
第15回かわさきロボット競技大会参加機

クシザシタロウXII

 
 
 

【機体の変遷】

第15回かわさきロボット競技大会参加申込書(機体概要)

今回は前回と違って機体の変更はほとんど全く無し。
大会二週間前の試験走行会の時点で見た目はほぼ完成、走り回れたというのは本当に久しぶり。

足回りは380の20:1減速。
ほぼヘッケンリンクのリンクで足先は金型作ってシリコンゴムで成形。

アームは380の75:1減速x4連装。 配置スペースの都合でなんとなく対向V型の配列にw

【大会結果】


【初戦:VS フォーチュンブレイカー】



バッテリーの管理ミスにより動作不能と言う何とも情け無いオチに。
取り直し後も当然スタート台から出ることができないので、大会規定により敗退。


敗者復活一回戦:VS 猫速96cm】



クランクアームに扇形の脚の機体。
左足が不調だったようで、スタート台から出てこれなかったので、とりあえず目の前まで攻めていって威嚇しておしまい。

ちなみに入場前の機体を攻撃しちゃいけません、ということで警告受けてます。
これで触ってたらこっちの負けになるんだっけ?


敗者復活二回戦:VS 鼠(動画 約32MB)



珍しくエアシリンダを使用した機体。

リング中央近辺での格闘中、途中で相手のバッテリーが脱落?
30秒以上停止していたため繊維無しとみなされて判定負け。


【敗者復活三回戦:VS 源】



カーボン製のロッドアームの機体。
昨年の機体とは随分方向転換があったようでw

他の試合でいい動きをしているのが見えただけに、かなり警戒して臨みました。

カメラの位置の都合で映像には映ってないけど、中央でにらみ合ってるときにアームで下の取り合いしてました。んで相手が引いたところで一気に攻め込んで、押し出し。
四角丘の上に差し掛かっていたところだったので、ちょうど押し出しやすい位置だったのが幸いだったのかと。


【敗者復活四回戦:VS Nine Long Tail】



カンタンクちゃんの兄弟機だそうで。

三回戦と似たような展開ながら、突っ込んだところでひねり倒されて一本負け。
去年の小悪魔との対戦との違いは相手に絡めていなかったところと、こちらの横幅が小さかったことか。


というわけで今年は3勝2敗。
去年より勝ち星がひとつ多いとはいえ、負け試合がどちらも自分のミスというあたりが非常に悔しい。 

【反省点とかいろいろ】


●バッテリー管理はしっかりと。

直前までNiMH9.6V2200mAhと7.2V3800mAhで悩んでいたせいもあって、ちゃんと充電管理ができていなかった。何と勿体無いというか間抜けというか。

LiPo解禁になる可能性は低いし、来年は高電圧版を考えた方がいいかもしれない。

●対戦練習が必要

やはり試合慣れしていないと操縦が甘くて嫌になる。
社内でもう一人くらい参加者がいてくれると好都合なんだけど・・・

●クシザシ

前回の凹凸無しから今回の凹凸だらけへの変更は正解だったと思う。
鼠戦、源戦ともさくっと相手の下に入れたし、先端の反り返りは今後も残しておきたい。

問題点は持ち上げ高さの不足。
75:1×4連装より、高さを増やして300:;1x2にした方がよかったかもしれない。

●もう少し大きくないと。

機体の幅が小さいので、ひねりに弱い。
VoRtexが決勝トーナメントで何回もひっくり返っていたものの無事だったのは偶々一挙動に見えたから。
そうでない機体がひっくり返ったらNGになる可能性は極めて高いので、多少でも展開した方がいいんじゃないだろうか。

●サスは正解

床が平らなら、走りはじめに機体が沈み込むくらいにフニャフニャの方が使いやすい。
走りはじめの加速の良さなどは、昨年とは明らかに違う手応えがある。
多少部品が多くなって面倒でも、これも来年以降採用予定ということで。

●380モータは意外と良い

モルダウ氏とかとも話したけど、380モータは意外と馬鹿にできない。
確かに去年に比べると機体が吹っ飛ばされるような派手さは無くなったけど、VoRteX-IIや燐を見る限り十分なパワーが出せるのは間違いなし。
クラスター化するにも色々やり方はあるし、このルールはこのルールでまだまだ楽しめる余地がたくさんありそうな気がする。