バッテリー †
大会規定ではリチウム系のバッテリーのみ種類・仕様に規制有り。
バッテリーの種類 †
リチウムフェライト(LiFe?) †
- 1セルあたり3.3V
- かわロボでは市販のパックのみ使用可
(セルを自分で組み合わせたもの、市販されていない特注品は使用禁止)
ニッケル水素(NiMH) †
- 1セルあたり1.2V。
- ラジコンカーや電動ガンなどの電源用に多用されている。
- 一般的なところだとエネループ等もコレ
リチウムポリマー(LiPo?) †
- かわロボでは使用禁止
- 1セルあたり3.7V。
- NiMH等に比べ非常に軽くエネルギー密度も高いが、壊れたときに火を噴くことがあるので注意
ニッカド(NiCd?) †
- 1セルあたり1.2V
- 以前はラジコン用二次電池の代表格みたいなものだったが、欧州の環境負荷物質規制の強化(カドミウム系の規制)などにより市場から無くなりはじめている。
というかそのうち無くなるので新しくコレを買うのはあまりおススメしない。
バッテリーの管理と保管 †
Li系バッテリーの保管容器はそれ用の耐燃・防火袋や蓋付の金属製容器を使用することが望ましい。
バッテリー用コネクタ †
プラスマイナスを間違えないよう、逆接できない形状をしたコネクタを使用するのが一般的。
特に規定されているわけでもないが、RC用として次のような種類が一般的に使用されている。
- タミヤコネクタ
NiCd?、NiMHのRC用バッテリーパックのほぼ全てが採用しているコネクタ。
6.2mmピッチの独自仕様で、他社製品でも「タミヤコネクタ」として売られていることがある。
- ディーンズコネクタ(T型コネクタ)
プラスとマイナスの端子がT字になるように配置されたコネクタ。
タミヤ製LiFe?バッテリーは本体にはこのコネクタが付き、これにタミヤコネクタへの変換ケーブルが付属している。
タミヤコネクタより大電流が流せるが、抜け止め構造が無いので試合中外れないよう注意が必要。
- XTコネクタ
T型よりさらに大電流を流せるハウジング付きコネクタ。
XT-xxという名称のxxの数字が大きいほど大電流を流せる。
なおいずれのコネクタも色々なメーカーから発売されており、同じ名称でも互換性が低い/無い場合もあるため、オスメスとも同じメーカー品で揃えることを強く推奨する。
バランス充電用コネクタ †
Li系バッテリーは出力用のコネクタの他にセルごとの管理用のバランス充電用コネクタを備えている。ピン数はセル数+1(各セルのVccと全体共通のGND)。
一般的にはJST(日本圧着端子製造)製のXHコネクタまたはその互換品(非正規)が主だが、タミヤ製LiFe?バッテリーは独自仕様のコネクタを採用している。
充電器 †
バッテリーの方で指定の充電器がある場合はそれに従うのがベスト。
別途購入する場合は必ず使用するバッテリーの種類に対応したものを選ぶこと。
充電時の注意 †
大会規定により、LiFe?バッテリーの充電は会場の指定された場所でのみ行える。
通常は川崎市産業振興会館8Fの"かわロボサロン"の部屋が指定される。
バッテリーも充電機も同じものを使用するチームが複数いることが想定されるので、両方名前を書いておくこと。
充電時の管理は各自で行うことになるが、
- 絶対に安全な充電池は存在しない
- どんなバッテリーも取り扱いを誤れば爆発する
と考えておくくらいでちょうど良い。
参考資料 †