公式規定 †
ルールは基本的に3月末の技術交流会で発表。ただしリングの発表はその後になることもある。
2016年の第23回大会のリングは6月頃までに公表(技術交流会時情報)
2016年第23回大会のリング仕様が公式サイトに掲載されました
よくある質問は参加者からの問い合わせに応じて都度更新される。
更新の通知は特に無いので、大会公式のTwitterをチェックしておくことを推奨。
チームについて †
- 1チームにつきロボットは1台、メンバーは2名以上4名以下であること(2016年ルール変更)
- 実際の製作過程においてメンバー以外の人が関わるのは別に問題ないが、大会当日リングサイドに入れるのはチームメンバーとして登録された人物だけ。
チームは「学生(高校生以上)」か「社会人」に分類される。
学生と社会人の混合チームの場合はリーダー(キャプテン)がどちらかで分類されているが、
基本的には自己申告。
学生チームの指導教員はメンバーには含まれない(含めても良い)
機体について †
機体サイズ †
- ロボットの外形は、幅250ミリメートル、奥行き350ミリメートル、高さ700ミリメートルの四角形の枠内に競技開始姿勢で停止したまま収まる機体を製作すること
- 試合開始後ロボット本体及び付属部品等が伸縮することは特に規定しない。ただし、本体が機能を有した複数個の部位に故意あるいは自発的に分離してはならない。
試合開始時に底面が250mmx350mm、高さ700mmの枠に収まりさえすれば機体の向きは自由。
ただし測定時や試合開始時はその状態で自立できていないといけない。
試合開始後に変形して制限サイズより大きくなる(巨大な機体を枠に入るよう折りたたんでおく)のはOK。
機体が複数個に完全分離するのはNGだが、紐で繋がってたりすればOK。ただその紐も機体の一部なので、リング外に触れるとリングアウトになる。
重量 †
- ロボットの質量は、試合時の状態で3,300g以内とする。
※第23回大会からルール変更
バッテリー込みで3,300g以下であること。
測定には大会側のデジタル台秤が使用されるので、これ以外の秤でOKでも意味が無い。
バッテリー等、交換部品の重量のバラツキにも注意。
送受信機 †
- 外部からのロボットの制御(操縦)については本競技大会実行委員会が規定するコントローラ(送受信機、プロポ)を用いロボット1台に付き1式(1系統)のみ使用可とする。
- ロボット内部の制御を目的とした、外部との通信機能を持っていないマイクロコンピュータ等を使用した制御システムの搭載については特に規制しない。
送受信機については送信機、受信機の項目参照。
かわロボはメカ寄りの大会と言われるが、別に自律機が禁止されているわけではない。
ESCの自作の他、センサ類活用しての自律的な動作をさせることは大会的にはむしろ歓迎される要素である。
モータ †
・ロボットに搭載するモーター等の駆動源については大会規定品を含め全て市販品を改造せず使用すること
モータの具体的な機種については競技規則第44条<補足1:大会規定モーターについて>に定められているので要チェック。
モータはマブチモーターのRS380PH、またはタミヤのギヤヘッド用 380モーター
Johnson正規品も可、となっているが、これはタミヤ製品のOEM元が同社だからということなので、普通に買うならタミヤ製品ということになる。
マブチ製品と同じ型番で売ってるMERCURY MOTOR製品はNGなので注意。
ラジコン用またはロボット用のサーボは、市販品無改造であればそのまま使用可能。
空気圧や油圧も使用可能。試合の途中にコンプレッサやポンプで圧をかける場合はその時間も修理時間に含まれる。
偽物に注意! †
ネットオークションに「380モータのバルク品」として出品されていたものが実は偽物であり、それをまとめて購入した某学生チームが規定違反で全滅という事態があった。
規定部品の購入は、信用のおける販売店からにしておいた方が良い。
- ロボットの移動には、以下の各項に基づいた脚構造を設計・製作し使用するものとする。
タイヤやクローラ(キャタピラ)、単純に回転するだけのものを使用して移動することは禁止。
脚の定義やサンプルは脚の項参照。
相手機を攻撃するための機構が無いとNG。
機構の制限については結構ややこしいことになっているので腕の項参照。