リング †
公式リング †
大会公式ルールに規定されたリング。仕様は大体3年周期で大きな変更が加えられる。
基本的にこの上で競技を行い、リング外の余地に触れると「リングアウト」となる。
「障害物の配置は大会前に公開される」ということになっており、通常は3月末の技術交流会でのルール発表時に公開される。
※2016年の第23回大会リングの詳細は6月までに発表予定(技術交流会時情報)
土台 †
木製の板の上に硬質ゴム板を張り付けたもの。
1800mm×1800mm×高さ150mmの正方形の台になっており、土台の側面も「リング表面」と見なされる(リング側面に触れてもリングアウトにはならない)。
長年の使用により表面はかなり傷がつき、また汚れ等によりかなり滑りやすくなっているため単純にゴム地とは考え無い方が良い。
丘陵 †
リング上に配置される「障害物」の通称。
大会規定上に寸法は記載されているが、手加工で作られており完全に図面通りには出来ていない。
固定に使われるビニルテープなど図面上に書かれていない要素もあるため、かわロボサロンや練習走行会などで現物を確認しておくことを強く推奨する。
- 丸丘(大-低、小-低)
大会初期から存在した緩やかなお椀型の丘。
リング表面との繋ぎ目に約5mm程の垂直な段差がある。
- 丸丘(小-高)
ふちが急激に立ちあがり、天面が平らになっている丘。通称『フライパンヒル』。
小-低より高さもあり、迂闊に突っ込むと機体の腹が使えて身動きが取れなくなることも。
- 四角(小-段付)
300mm×300mm×高さ15mmの四角い段の上に幅20mm×高さ5mmの段が2本付いた丘。通称『下駄』。
段差としては決して高く無いが、端面が垂直に立っているため乗り越え損ねると強制的に機体の向きを変える"壁"として機能することもあり油断大敵。
- 四角(中央芝)
300mm×300mm×高さ20mmの四角い段で、中央に220mm×220mmの人工芝が置かれている。
人工芝はさほど移動を妨げるものではないが、機体が浮く/跳ねるように動くので機体の下をさらわれ安く、この上で立ち止まるのは自殺行為。
- 四角(すりばち)
底面450mm×450mm、天面350mm×350mmの台形の丘で、天面はすり鉢状に窪んでいる。
台形の斜面も丸丘に比べ角度がきつく、「登りにくく脱出しにくい」丘になっている。
- 四角-大-十字丘
底面500mm×500mm×高さ12mmの台の上に幅75mm、高さ140mmの十字型の凸を設けた丘。
「十字丘」「プラスドライバー」「聖帝十字陵」などなど呼び方は様々。
十字部は鉄製で、磁石による吸着も可能。
乗り越えるのも困難な他、裏側に入ると機体が見えなくなることにも注意が必要。
スタート台 †
試合開始時に機体を載せる台。
サイズは350mm×450mmで、天面はリングの表面と同じ高さになる。
この上から機体が自力で移動し、完全にスタート台から出た時点で「入場した」ことになる。
独自仕様リング †
各地の学祭等で使われる独自仕様のリング。
- 広い(公式リング4面分等)
- 材質が違う(金属製の丘陵等)
- 動く(床の一部が回転する等)